既存住宅状況調査技術者講習を受講しました
既存住宅の取引においては、その建物の情報があまり提供されず、買主は住宅の質に対する不安を・売主は瑕疵担保責任の不安を抱いています
このため宅建業法が改正され(平成30年4月1日施行)売主・買主の安心取引のため、専門家による建物現況調査を活用することになったようです
調査内容と方法は決められており、目に見える範囲の調査に限られます。例えば動かせない家具の裏は調査できませんし、床下や天井裏も見える範囲、屋根も見えなければ調査しません。
この内容だと情報とすればやはり少ないといった印象は拭えませんが、今に比べれば良いということでしょう
この講習会は受講したものの、終了考査があり合否は9月頃だそうですので、まだ僕はこの資格を持っているわけではありませんが
人口減少・空き家の増加が言われている日本においては、既存住宅の売買はもっと盛んになるべきだと思います
それに中古市場が盛んになれば、新築住宅もしっかり造りしっかりメンテナンスして、住宅が資産といえる時が来ると思うのです
9月15日に資格者証が届きました。山梨は空き家が多いので少しでも貢献したいと思います。