ウッドショック以来住宅価格が高騰しています
最近では木材だけでなく品薄のためなのか建材についても値上げするという情報です
また、ガス・灯油・電気などエネルギーもじわじわ上がっています
今後もエネルギー価格は上がるのでしょう
30年後はどうなっているのか・・・
この先月々の光熱費負担が増えていくことは確実なのだと思います
建物の断熱性能が低い場合、エアコンなどの稼働時間や温度を調整しエネルギーを節約すると快適性が損なわれてしまいます。また健康的な生活に支障をきたすかもしれません
そう考えると、住宅は高断熱高気密にして、冬季の太陽エネルギーをたくさん取り込み無暖房とまではいかないまでも暖房などのエネルギーを削減しつつ快適に暮らすことが理想です
しかし断熱材や窓を変更して、今の判断基準のUA値を良くしても室温やエネルギー消費に関する具体的なことは何も分からないので、最終的にこれで良いのかどうかの正確な判断ができません。
僕の事務所では、建築条件に合わせて室温のシュミレーションができるアプリを導入しています
これによりUA値だけでなく、室温から光熱費削減まで生活がどう変わるのかを提案し、建築主に判断できるデータを提供しています
住宅価格が高騰し、今まで以上に高い買い物になった住宅です
また、何十年も住む場所だからこそ、最もこだわりたいところです