構造
断熱材の実力
断熱材の種類はたくさんありますが、僕は防火性能や価格を考え基本的にグラスウールを使っています。 このグラスウール、古い家のほとんどに使用されているのですが、断熱性能が高いと思っている方は少ないのではないでしょうか。改修の …
物価高騰の今・・・改修のすすめ
このところさまざまな物の値段が上がっています 住宅も例外ではありません 工務店などの話では約2~3割も上がっているとか・・・ 「建替えをしたいけどそんなにお金をかけられない」多くの方が思っているのではないでしょうか また …
ウォールスタット導入1年
2021年12月2日 構造
ウォールスタットを導入して1年たちました 何件かの解析を行った感想です 構造計算上では耐力壁量や偏芯率など十分に検討されている耐震等級3の建物でもウォールスタッドでは壊れてしまいます 壊れた状態が画像で表現されるので、「 …
wallstat導入しました
wallstatとは一般的には倒壊シュミレーションソフトと呼ばれている木造軸組工法用の時刻歴応答解析ソフトです。 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)などの地震動データにより、地震の始まりから終わりまでの全期間を通して建物 …
新耐震木造住宅検証法
新耐震木造住宅検証法 熊本地震の被害状況を受け、昭和56年6月から平成12年5月までに建築した木造2階建て以下の在来構法の建物について新しい検証法ができました 昭和56年6月以降はいわゆる新耐震基準といわれていますが、平 …
熊本地震の被害状況④
耐震等級3を目指す 建築基準法の耐震基準は大まかにいえば〈建物の中にいる人が外に避難するまでに倒壊しない耐震性能を確保する〉という考え方です しかし多くの住まい手は、倒壊しないことは当然であり、その後繰り返される余震にも …
熊本地震の被害状況③
筋かいの建物の被害大 筋かいの金物が不十分だったり、筋かい本体が座屈(折れたり破断する)したりと、 耐力壁が筋かいの建物に被害が大きかったようです。 金物については建築基準法で明確に規定されたのが平成12年 …
熊本地震の被害状況②
高台は地盤が良い??? 今まで一般的に高台は地盤が良いと考えられてきました。 しかし益城町の高台は軟弱な土が積もってできていたようです。 実際にボーリング調査を行ってみると、柔らかい粘土の軟弱地盤が深さ10mまで続いてい …
熊本地震の被害状況①
熊本地震からもうすぐ1年が過ぎようとしています。 いろいろな研究者・研究機関から被害状況についての様々なデータが発表され、 また今後少しでも被害を少なくするよう分析と対応を考えてくれています。 今僕にできることは、研究者 …