打合せを繰り返しながらプランを創りこんでいきます。
外観パース(完成予想図)で建物全体のイメージ、内観パース(内部完成予想図)で部屋のイメージを創り、打合せの材料とします。
カタログや実物見本を見ていただいたり、ショールームに足をはこんでいただいたりして、もやもやしたイメージを明確なイメージに変えていきます。
建物の性能もこの時点で位置づけます。
僕が建築をはじめたころは建物の性能を評価するツールはありませんでした。しかし今は用意されており、うちのような小さな事務所でも評価できるようになっています。
僕は「性能表示制度」「CASBEE」「自立循環型住宅」などのツールを使い、基本設計段階で評価します。
これらのツールを使うことにより、お客さんの隠れたニーズも引き出すことができます。
基本設計は設計プロセスの中で最も重要ですし、期間も様々です。
基本設計は「基本設計図書」(見積ができる最低限の図面)を作成します。