高断熱に関する興味深い情報です。

「家庭内の事故(溺死・転倒・窒息など)でなくなる人は年間1万人以上にも上り、交通事故で死亡する4,373人(13年度)をはるかに超える数字となっている。」

「家庭内事故の月別死亡者数は寒さが厳しくなる11月から2月頃が最も多くなる。」

「家庭内事故の原因は様々だが、温度差によるヒートショックやストレス、寒さによる運動量の低下などが考えられる」

「高断熱住宅に住み始めた人のアンケートで、医学的に検証されていないものの、健康が改善されたという回答が多く見られた。」

「古来日本では夏の快適性が重要視されていた。実際明治時代半ばあたりまでは死亡率が最も高い時期は夏だとされていた。しかしこれは夏の暑さで食材が傷み、食あたりで命を落とす人が多かったのではないだろうか」

高断熱化というと、「省エネ」「地球環境」というキーワード、かつての「エコポイント」「住宅ローンの金利低減」といったお金に関係すること、また「快適性」といったちょっとあいまいなイメージが思い浮かびます。

もしかしたら、高断熱化が、「健康」「長生き」のための手段かもしれないと考えてしまうのは、職業柄でしょうか。

いずれにしても、世の中にもっとアピールする必要があると思いました。