私の知り合いの工務店では「暖炉のある家」をつくっています。

この暖炉 ガスなどの併用型ではなく、純粋にマキだけのタイプです。

最新の家電と違い、スイッチひとつで操作できるわけではなく、マキの調達や灰の片付け、煙突掃除と手間がかかります。

しかし熱量は抜群。ドアを開けておけば家中暖かくなります。

寒い冬にはうらやましい設備です。

しかし、私がいいなと思うのはこれだけじゃありません。

たまに訪問すると、暖炉でさつまいもを焼いてご馳走してくれるのです。

しかも焼いもに適した種類の甘い芋です。(名前は忘れました)

前に焼いもをお土産でもらい、うちの子供たちに食べさせると大喜びでした。

暖かいのは数値で表すことができる快適性。

焼いもは数値では表すことができない豊かさと言えるのではないでしょうか。

機能性を高めることは当然ですが、豊かさを実感できる家づくりができたらいいなと思います。