2020年より一般住宅においても省エネ基準が義務化されます。
(断熱性能などを定め、これを上回る性能が要求されます)
義務化になると、基準をクリアーしていない建物は建築することができません
義務化された時点で、すでにある住宅や建築中の住宅のうち基準を満たしていないものは既存不適格ということになりますが、罰則や改善命令などはありません。
しかしながら、建てたばかりの住宅が建築基準を満たしていないというのはどうでしょう。
建築主がこのことを理解したうえであればまだしも、知らなかった場合は問題があるように思います。
義務化まであと4年。
そもそも義務化することの疑問、基準設定のありかたなど議論はあとをたたないことは承知していますが、その前に建築士は建築主に十分に説明し、
今の時点から基準をクリアーする努力をすべきだと思います。
健康で快適な住宅と省エネ(断熱性能など)は密接な関係にあるのですから。